自走検査装置によるタンク側板の超音波探傷 Self-propelling inspection device for ultrasonic flaw detection on the tank side plate 日本製鋼所 M&E㈱ 田中勇 Isa
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ボイラ管の各種内挿UT適用事例 The inspective cases of boiler tube by several approach of Ultrasonic Testing 日鋼検査サービス) 宇川 祐丞 Yusuke Ukawa Mem
女川原子力発電所サイトバンカ貯蔵プール漏えい事象への対応ついて The action to leakage from the on-site bunker pool storing radioactive waste of Onagawa NPP 東北
ボイラ伝熱管における内挿式自走検査ロボットの試作 A Mobile Robot Prototype for Non-destructive Testing in of Heat 首都大学東京Azhar Aulia SAPUTRA ニューセンサー開発 澤
電磁超音波法による遠隔監視検査ロボット: 検査デバイスの開発 Development of Remote Inspection Robot using Electromagnetic Acoustic Transducer 神戸大学 小島 史男 Fu
1. 原子力安全基盤機構の概要
原子力安全基盤機構は、昨年 10月1日に 発足した独立行政法人で、規制行政を担う原 子力安全・保安院 とともに、原子力エネルギ ー利用における安全の確保を使命とする専門 家集団の機関である。これまで保安院は、原 子力の
1. 緒言
PWR の原子炉容器上蓋は、制御棒駆動装置を取り付 けるための管台が低合金鋼の上蓋に溶接された構造を 有し、近年、海外プラントにおいて、Alloy 600 を使用 した上蓋管台母材部に応力腐食割れ(SCC)の発生が 報告されている。 -
1. はじめに
1 原子力発電所の機器類には高い信頼性が求められるため、 定期的な点検・補修が不可欠となっている。その一方で、こ れらの作業には、作業員や検査員の被ばくが伴うため、被ば くを低減する努力が、これまで絶えることなく続けられてき た。 被
1. 緒言
タンクや配管などの構造物の減肉管理技術は、高経 年化するプラントの保全に欠かせないものである。減 肉管理には状態監視保全の観点から、常時監視、定量 的な評価などが求められている。これらの用途には圧 電素子を用いた超音波探傷技術が用いられて
1.緒言
Support System)の開発を開始した。 東海再処理施設(TRP: Tokai Reprocessing Plant) TORMASS は、(1) TRP の主要な機器の仕様,保全履歴 は、原子炉から取り出した使用済み燃料を機械的及
1. 緒言
リモートフィールド渦電流探傷法は通常管材の 壁面探傷に用いられる電磁非破壊検査技術であり、 通常の渦電流探傷法と同じく、交流磁場によって 管壁に渦電流を誘導し、きずの存在による渦電流 の乱れを検出することを基本的な原理としている。 特徴的
.緒言
発電プラントには、高温、高圧にさらされる配管が り、流れ加速型腐食(以下、FAC)等の減肉が生じる れがある[1][2]。 そこで、日本機械学会が定める減肉 理規定[3]に基づき、定期的に配管の肉厚測定を行っ 配管の健全性を担保している。この
1. 緒言
国内原子力プラントの高経年化に伴い、プラントに おける構造物の劣化を非破壊で検出できる手法及びそ の高度化は、プラントの健全性維持に欠かせない重要 なテーマとなっている。プラント構造材を固定するアンカーボルトは、プラ ント高経年化にあたり
1. 緒言
現在、原子力プラントの高経年化による配管減肉管 理の高度化が求められており、これら欠陥部位の位置、 形状を高速、正確に同定する新しい非破壊検査法の開 発に関する関心が高まっている。このような要件を満 たす非破壊検査法としてガイド波を用い
1.緒言
そこで本研究では,模擬減肉部を有する基礎ボルト試験体を製作し,超音波による減肉部の検出性試 原子力発電所ではタンクやポンプ等の機器・構造 験ならびに最大減肉深さの特定試験を実施したので 物をコンクリート基礎に固定するために基礎ボルト報告する
1. 緒言
2. 主要機器の保全活動に有効な技術 温室効果ガス排出量を削減するために、原子力をは 原子力発電所の運転に直接関わる主要機器について、 じめとする非化石燃料の利用比率を高め、既設原子力き裂等の経年劣化事象の発生可能性評価を行い、検査、 発
1緒言
発電所は,日本機械学会が定める減肉管理規定に基づ き,定期的に配管の肉厚測定を行っている[1]. 減肉管理 の高度化として,配管減肉の予測に基づく保全が検討さ れており,配管減肉予測シミュレーション技術について研究が行われている[2,3].
1. 緒言
原子力発電所等の大規模プラントシステムを構成す る膨大な数の機器の一つひとつに経年劣化が発生・進展 し、それが一定の大きさになると、当該機器が機能喪失 して役割を果たさなくなり、プラント全体の安全機能や 生産機能に影響を与える。このような
緒言
「システム安全」とは、安全確保という共通の目的に奉仕する複数の要素と、要素間の相互依存関係により、リスク(安全設備の機能喪失)を極力低減し、プラント全体として総合的に安全を確保すること、とされている[1]。である。このような考え方に立ち、設備
1緒言
原子力発電所のような大規模複雑プラントシステムでは多くの系統、機器から成っており、疲労割れが発生する可能性のある部位は広範囲に分散して存在する。また、疲労割れには高サイクル疲労、低サイクル疲労及びその組み合わせがあり、その形態は一様ではない