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解説記事
リスク情報を活用した原子力安全規制の実現に向けて
著者:
吉田 智朗,Tomoaki YOSHIDA
発刊日:
公開日:
リスク情報を活用した原子力安全規制の実現に向けて 吉田 智朗,Tomoaki YOSHIDA 1.はじめに平成17年5月に原子力安全・保安院がリスク情報を活用した原子力安全規制に関する一連の文書「原子力安全規制への「リスク情報」活用の基本的考え方」「原子力安全規制への「リスク情報」活用の当面の実施計画」を発行して約2年半が過ぎた。その間、我が国のリスク情報活用への準備はどれほど進展したのだろうか? リスクインフォームド規制の先駆けである米国原子力規制委員会(US.NRC)は、2000年に最初のリスクイ......
解説記事
リスク管理と技術倫理(2)―リスク管理ツールとしての技術倫理―
著者:
中安 文男,Fumio NAKAYASU
発刊日:
公開日:
リスク管理と技術倫理(2)―リスク管理ツールとしての技術倫理― 中安 文男,Fumio NAKAYASU 1.はじめに組織を動かすのは人間であり、組織には、技術と倫理が車の両輪のように必要である。どちらが欠けても車は動かない。即ち、大きなリスクを負うことになる。前稿のリスク管理と技術倫理(1)では、リスク管理の基本であるコンプライアンスについて述べ、この遵守を怠ると組織は大きなダメージを蒙る場合があることをみてきた。コンプライアンスを法規則遵守とした時に、法と倫理がどう異なるかという疑問が生じるが、こ......
解説記事
保守管理規程(JEAC4209)に基づく保全プログラム構築の解説
著者:
津田 保,Tamotsu Tsuda
発刊日:
公開日:
保守管理規程(JEAC4209)に基づく保全プログラム構築の解説 津田 保,Tamotsu Tsuda 1.はじめに日本電気協会の「原子力発電所の保守管理に関する規程(JEAC4209)」は国の「検査の在り方に関する検討会」で示された保守管理に関する基本理念を受けて、それまでの「設備点検指針」を改定し、保守管理全般に渡る民間規格として2003年に誕生した。 現在、原子力発電所の高経年化等に対応するため、新検査制度の検討が「検査の在り方に関する検討会」等で行われているが、国の検討状況を背景として、新しい......