3件が見つかりました。

並び替え
解説記事
3.11東北地方太平洋沖地震時の東海第二発電所でのグッドプラクティス
著者:
竹内 公人,Kimihito Takeuchi
発刊日:
公開日:
1.はじめに 東海第二発電所は,1978 年 11 月に運転を開始した電 気出力 110 万 kW の沸騰水型軽水炉(BWR-5)である。 東海第二発電所は定格熱出力一定運転中,東北地方太平 洋沖地震(茨城県東海村での観測震度「6 弱」)により, 平成23年3月11日 14時48分に「タービン軸受振動大(ト リップ設定値 0.25mm 以上)」による主発電機自動停止 (タービン主蒸気止め弁閉)の信号により原子炉が自動 停止した。この地震の影響により,「外部電源喪失」となっ たものの非常用ディーゼル発電機(......
解説記事
伊方発電所3号機再稼働までの道のり
著者:
新山 耕市,Kouichi NIIYAMA
発刊日:
公開日:
1.はじめに 伊方発電所 3 号機は、平成 23 年 4 月に定期検査入り して以降、5 年以上の歳月をかけ、安全性の向上に取り 組み、本年 9 月に通常運転を再開した。再開に至るまで には、国が定めた新規制基準への適合性確認検査および 立地地域への情報発信や理解活動等が行われている。本 稿では、このうち再稼働時の保安検査や、立地自治体と の協議の様子等について紹介する。 2.再稼働時の保安検査 再稼働前に行われる国の検査としては、ハード面の検 査(使用前検査、施設定期検査)とソフト面の検査(保 安検査)......
解説記事
民間規格を活用義務化する米政府機関(1)-連邦法とその背景-
著者:
長谷川 邦夫,Kunio HASEGAWA
発刊日:
公開日:
1.民間規格とは 我が国では簡単に民間規格と言っているが、英語で は Voluntary Consensus Standards と なる。 この 定義 は、 行政 管理 予算 局(OMB)に よれ ば、(1) Openness, (2) Balance of interest, (3) Due process, (4) An appeals process, (5) Consensus を満たすことである。この条件のもとで作 成された規格を、政府機関は規制に活用することが連邦 法で定められている。 2.......