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1. はじめに 新規制基準があれば、 福島事故は回避できたか? 東北大学 大学院工学研究科 橋爪 秀利 Hidetoshi HASHIZUME 東北大学 大学院工学研究科 青木 孝行 Takayuki AOKI 年 11 月までに 8 回に亘って実施された同検討会の検討成 日本保全学会では、 これまでに福島原発事故の教訓を踏 まえて 「津波対策評価ガイドライン 1」 及び 「過酷事故対策評 価ガイドライン 2」 を開発し、発行している。 これらのガイドライ ンを開発した検討会において繰り返し議論になった論......
1. はじめに 新規制基準として原子力発電所の火災防護 (内部火災) 審査基準が、 一昨年 6 月に原子力規制委員会のもとに制定 された。 原子炉施設は、 火災によりその安全性が脅かされる ことがないように、 適切な火災防護対策を施しておく必要が ある。 新基準では、 火災の発生防止を示すとともに、 火災 の感知及び消火、 並びに火災の影響軽減を取り入れている。 ここでは、 新規制基準を踏まえ、 浜岡原子力発電所にお いて取り組んでいる火災防護対策の特徴について紹介する。 審査基準の基本事項と 3 方策の......