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解説記事
原子力発電設備の「新検査制度」に関する論点評価(概要)
著者:
日本保全学会 原子力論点評価会議
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公開日:
原子力論点評価会議 原子力発電設備の「新検査制度」に関する論点評価(概要) 日本保全学会 原子力論点評価会議 論点評価会議の趣旨と評価対象日本保全学会(以下、保全学会)は保全分野の専門集団です。「保全」とは言葉どおり、設備を保護し、安全に維持することであります。学術的に言い換えれば「保守工学」といい、原子力発電所などのメンテナンス(点検・検査・監視、評価、補修など)の体系化などを検討の対象としています。これまで保全学会で得られた学術的活動の成果を踏まえて、何らかの形で社会的説明責任を果たす義務があると考......
解説記事
地震PSAにおける安全裕度と不確かさ
著者:
山口 彰,Akira YAMAGUCHI
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地震PSAにおける安全裕度と不確かさ 山口 彰,Akira YAMAGUCHI 1.はじめに2007年7月の新潟県中越沖地震を受けて、新潟県の「設備健全性、耐震安全性に関する小委員会」(1)は、原子力発電所設備の設計は、地震だけでなくそれ以外の高い内圧や自重等を考慮して決められている結果、設備全体としての安全裕度が高くなり、それがこのたびの想定を越える地震に対し、十分な余裕として機能したという解釈がおおむね妥当なものと評価した。また、原子力発電所のアクシデントマネージメントに関する原子力安全委員会決定(2......
解説記事
安全保護系計器のドリフト評価指針(JEAG4621-2007)の制定
著者:
三嶋 隆樹,Takaki MISHIMA,今井 和夫,Kazuo IMAI,田中 勤,Tsutomu TANAKA
発刊日:
公開日:
安全保護系計器のドリフト評価指針(JEAG4621-2007)の制定 三嶋 隆樹,Takaki MISHIMA,今井 和夫,Kazuo IMAI,田中 勤,Tsutomu TANAKA 1.はじめに原子力発電所の安全保護系計器の設定値は、原子炉施設の安全機能を損なわずに事象が原子炉施設の安全解析の想定範囲内に収束するよう、安全解析使用値を超えることなく確実に動作信号を発信させるために、設計上の計測系を構成する計器の不確かさを考慮して設定されている。また、計器には長期間使用するとドリフトを生じる特性を......