福島第一廃炉セッション 水処理技術 (2)塩分除去装置、サブドレン水浄化設備


英字タイトル:
Water treatment technology: (2) desalination system and sub-drain water purification system for Fukushima Daiichi
著者:
三宅 俊介 Shunsuke MIYAKE 川嵜 透 Tooru KAWASAKI 野下 健司 Kenji NOSHITA 住谷 貴子 Takako SUMIYA 浅野 隆 Takashi ASANO
発刊日:
公開日:
カテゴリ: 第12回
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概要

福島第一において東日本大震災以降発生した塩分を含む放射性汚染水を処理するための塩分除去装置が設置された。本設備で生成した淡水は原子炉の冷却に再利用され、設置以降3年以上に渡り高い稼働率を維持している。サブドレン水浄化設備は建屋周辺の井戸(サブドレン)から汲み上げた地下水を浄化するための設備である。本設備は2014 年に設置され、試運転においてトリチウムを除く放射性物質を検出限界未満に浄化できることが確認されている。


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