概要
脱炭素化の流れの中、東芝は超小型原子炉MoveluXの開発を進めている。MoveluXはヒートパイプによる受動的な熱輸送を採用し、可動部を減らして高い信頼性と低メンテナンス性を実現する。炉心は水素化カルシウム減速材やIGEMによる自律的反応度制御を備え、事故時には温度上昇により自動停止する特徴を持つ。輸送時も温度反応度特性により臨界安全性を確保できる。現在は要素技術開発段階で、今後も実証試験が進められる。
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