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解説記事
フィルタベントシステムの概要と必要性及び有効性について
著者:
伊藤 秀一,Shuichi ITO
発刊日:
公開日:
1. はじめに 福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、 国内の沸騰 水型原子力発電所 (BWR) では重大事故時における対処 施設の一つとして、 フィルタベントシステムの導入が進めら れている。 フィルタベントシステムは、 フィルタベントが設置されてい る格納容器ベントシステムであり、 重大事故時において、 格 納容器内で一時的に閉じ込めた放射性物質および崩壊熱 を格納容器破損前に排出し、最終的な熱の逃がし場 (大気) への熱輸送を確保すると同時に、 格納容器内の雰囲気を 環境放出する際に放射性物質を除去......
解説記事
原子炉格納容器内部調査装置の開発および実証~形状変化形ロボット~
著者:
岡田 聡,Satoshi OKADA,石澤 幸治,Koji ISHIZAWA,高橋 良知,Yoshinori TAKAHASHI,遠藤 洋,Hiroshi ENDO
発刊日:
公開日:
1. 概要 原子炉格納容器内部調査装置の 開発および実証 ~ 形状変化形ロボット ~ 日立 GE ニュークリア・エナジー(株) 岡田 聡 Satoshi OKADA 石澤 幸治 Koji ISHIZAWA 高橋 良知 Yoshinori TAKAHASHI 国際廃炉研究開発機構(IRID) 遠藤 洋 Hiroshi ENDO 福島第一原子力発電所の廃止措置に向け、 原子炉格 納容器 (PCV) 内部を調査するための装置を開発した [1] [2]。 PCV 内は放射線量が高く、 放射性物質飛散防止の観 点か......
解説記事
我国の原子力発電所の運転期間40年制限に関する規制上の課題と提言
著者:
高木 敏行,Toshiyuki TAKAGI,青木 孝行,Takayuki AOKI
発刊日:
公開日:
1. はじめに 我国の原子力発電所の運転期間 40 年制限に関する規制上の課題と提言 東北大学流体科学研究所 高木 敏行 Toshiyuki TAKAGI 東北大学大学院工学研究科 青木 孝行 Takayuki AOKI 2. プラント運転期間と寿命に関する考え方 福島第一原子力発電所事故を踏まえて平成 24 年に改正 された原子炉等規制法において、 我国で原子力発電所が 運転できる期間は 40 年間と規定された。 また、 原子力規 制委員会の認可を受ければ、 その期間を 1 回に限り 20 年 を超えな......