保全社会学からの所感


著者:
新井 光雄 Mitsuo ARAI
発刊日:
公開日:
カテゴリ: 解説記事

概要

『はじめに』日本保全学会の下に保全社会学研究会があり、それに関与してきた。ジャーナリスト、それも元経済記者が、極めて科学的な領域である原子力を中心とした技術分野の問題に関わることには、能力の範囲からかなりの抵抗感があったが、一年以上に渡って、今、学会の抱える大きな側面に、保全、原子力と一般の社会、言葉を変えれば国民との間に「深い河」というべきものが存在し、そこに掛かる「橋」としてメディアの問題があるということを感じた。簡単に言えば原子力と一般国民の間にあるこの「深い河」が原子力に関わる様々な問題を喚起...


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