石油・化学プラントにおけるRBIの活用


著者:
柴崎 敏和 Toshikazu SHIBASAKI
発刊日:
公開日:
カテゴリ: 解説記事

概要

はじめに対象とするもの、ある時は石油精製プラントの装置、機器であり、ある時には化学プラントの配管、それらが機械的に破損し、ネガティブな影響が発生する場合、その破損の発生確率と破損による影響度の積として定義される「リスク」を基に保全、検査プログラムを立案し、限られた資源でより多くの安全性、信頼性を確保しようとする手法がRBI (Risk Based Inspection) である。その考え方は、アメリカの原子力発電産業において既に1980年代から用いられてきた確率論的リスク評価(PRA : Probab...


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