解説記事 「カーボンニュートラル時代の 長期的な原子力利用の在り方」


著者:
鈴木 清照 Kiyoteru SUZUKI
発刊日:
公開日:
カテゴリ: 解説記事

概要

株式会社三菱総合研究所では、2022年7月4日に発表した「2050年カーボンニュートラルの社会・経済への影響」[1]において、2050年に向けた日本の4つの将来シナリオを設定し、脱炭素社会への円滑な移行に向けて必要となる対策の方向性を提言した。この中で、原子力については、「残すというメッセージを明確に発することが重要」「技術・人材の維持、(再エネ大量導入時代に即した)原子力自体のイノベーションが必要」と述べている。これを踏まえて、独自試算・独自アンケート調査を実施し、長期的な原子力利用の在り方を「提言 カーボンニュートラル時代の長期的な原子力利用の在り方」として、2022年10月7日に発表した[2]。本稿では、この提言内容を、今後の原子力利用の在り方に関する考え方の一例として紹介する。


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