特集記事「設備利用率向上に向けたこれまでの 取組みと今後の取り組みへの期待 ─ 事業者と規制の適切な関係のもとで─」


著者:
平岡 英治 Eiji HIRAOKA
発刊日:
公開日:
カテゴリ: 特集記事

概要

1.はじめに─設備利用率向上の意義 原子力と再生可能エネルギーは、我が国のエネルギー安全保障の観点から、また、2050 年カーボンニュートラル実現の観点から要となるエネルギー源であり、それぞれ、強みを生かし弱点を克服しながら、最大限の貢献が期待されている。しかし、現状、原子力はこの期待に応えられていない。 この状況を改善する重要な取組みの一つは、再稼働した既設発電所の設備利用率を高めていくことである。 事業者は、安全を確保しながら設備利用率の向上に努力する必要がある。そして、規制当局は、事業者の取り組みを...


全文掲載のPDFファイルダウンロード

会員の方はログインしてください

ログイン 会員登録