概要
1.はじめに 我が国の原子力発電事業は、導入初期の材料や燃料トラブルを克服し、我が国独自の予防保全で、発電所を保守し、最大で13か月しか認められなかった運転期間下で、運転中稼働率は、ほぼ100%を記録するに至っている。しかしながら発電所のパフォーマンス世界比較によれば残念ながら後れをとっている領域がある。 2007年、米国で、優秀な運転成績を残していたエクセロン社本社と、燃料交換停止中のリムリック原子力発電所を訪れる機会を得て、スタート地点・発想の全く異なる原子力発電所保守の得失を見聞する機会を得た。視察...
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