概要
個人的なことで恐縮だが、この6ヶ月間東電問題についてずいぶん深く考えた。そのため血圧がずいぶん上がりびっくりしたが、今は、心配はない位まで下がった。ここまで根を詰めて考えたのは、この問題の意味するところは極めて重要で日本の社会が持つ大きな矛盾を孕んでいると思えたからである。もうひとつの理由は、筆者が提唱している構造主義と普遍主義に基づいて事象の分析をしたらどうなるか、それを試みてみたかったからである。それらの考察の結果を文章にまとめ論文として発表したら結局5編になった。(1, 2, 3, 4, 5)ここで...