超音波探傷試験によるき裂深さサイジングにおける教育訓練目標の指標について
著者:
古川 敬 Takashi FURUKAWA 小村 一朗 Ichiro KOMURA 米山 弘志 Hiroshi YONEYAMA 山口 篤憲 Atsunori YAMAGUCHI
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古川 敬 Takashi FURUKAWA 小村 一朗 Ichiro KOMURA 米山 弘志 Hiroshi YONEYAMA 山口 篤憲 Atsunori YAMAGUCHI
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カテゴリ: 論文
概要
1.はじめにオーステナイト系ステンレス鋼配管突合せ溶接部のき裂深さサイジング技量に関して、(社)日本非破壊検査協会規格NDIS0603「超音波探傷試験システムの性 能実証における技術者の資格及び認証」附属書(規定)「軽水型原子力発電所用機器に対するPD資格試験」[1](以下、NDIS0603と記す)が制定され、国内でもき裂深さサイジングの技量の指標(測定誤差の判定基準)が示された。一方で、発電用原子力設備の低炭素ステンレス鋼管における健全性評価においては、現時点ではUTで測定したき裂深さに4.4mmを加算...