現場技術継承支援動画システム(K-SHOW)の運転・保守業務への適用性検討

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カテゴリ: 第3回
1. はじめに(背景・問題意識)
(1) 電力設備の現場における操作や作業の課題原子力発電所での作業員の誤操作・誤作業は、プラ ントの安全運転に大きな影響を与える可能性がある。 そのため筆者らは、原子力発電所の現場の操作や作業 を実態調査した所、以下のような技術・技能継承、教 育訓練の課題が挙げられた[1]。? OJT の機会の不足、形骸化 ・ ベテランの技能やノウハウの継承・蓄積の不足 ・ 若手の技能に対する懸念操作や作業に関する教育用教材の不足 また、筆者らは原子力発電所以外の社内各部門の依 頼にも応じて事故・トラブルの原因分析、対策案の検 討を支援してきた。その結果、共通の課題として、電 力設備に関する操作や作業の技術・技能継承、教育訓 練にもっと力を入れていく必要があることが分かった。 -- 従来からこれら課題の対策として、原子力部門や社 内各部門では操作や作業の技術・技能伝承用教材、教 育訓練用教材が作成、開発されている。例えば、操作 や作業に必要なポイント集やノウハウ集、安全教育の ビデオ教材やCD-ROM 教材などである。しかし、ポ イント集やノウハウ集は文書、写真、イラストなどの
2)社会的な動向 1. 近年の社会的な動向として、2007 年問題「団塊の世 代のベテラン技術者、熟練技術者が一斉に定年退職を 迎えることにより、技術・技能の伝承が危惧されてい」 る」ことが挙げられる。しかし一方で、取組みが必要 との認識はあるが、取組みを開始していない企業は全 企業の 65%だという報告もある[2]。 - 教育訓練の教材として、例えば設備に関する知識な どを学習できる市販教材やCAI 教材などがあるが、技 術・技能継承や教育訓練の内容は企業固有のものであ る。そのため市販教材やCAI 教材などではその固有の ノウハウや知識までに踏み込むことはできず、一般的 な知識で終わってしまう傾向にある。このような社内外の状況から、電力設備の現場の操 作や作業の技術・技能継承、教育訓練の具体的な対策 を立てることは電力設備の安全確保、ヒューマンエラ ーの再発防止、未然防止につながると考えられる。K-SHOW とは「ナレッジ(Knowledge)およびノウハ ウ(Know-how)の見える化(SHOW)」と「継承」に 掛けたもので、現場技術継承支援動画システムの商標 である。- 30 -2.現場技術継承支援動画システム (K-SHOW)の開発以上のような背景から、電力設備の現場の操作や作 業を効果的に表現・伝達し、技術・技能伝承や教育訓 練を支援できる「現場技術継承支援動画システム (K-SHOW)」を開発した(図1)。本システムは動画 を中心として、文字や図形、画像・文書・音声・アニ メーションなどのファイルを時間軸に沿って同期、表 示する「同期型マルチメディア動画コンテンツ方式」 である[3]。ES図1 現場技術継承支援動画システム(K-SHOW)2.1 構成と機能 * 本システムは主に2つのツールから構成される。 1)オーサリング: コンテンツ作成 2) プレイヤ: コンテンツ視聴 これらのツールの機能を以下に説明する。1)オーサリング:事前に現場の操作や作業をビデオ カメラで撮影し、それを動画ファイルにしておく。こ こでは、その動画ファイルを中心に、コンテンツを作 成していく工程で、その画面を図2に示す。 ・メニューエリア (ツールバー) : ファイル形式の動画・ 静止画像・文書・音声の挿入、文字の挿入、矢印や 丸印などの作図、動画の消音、音声の録音、一時停 止など基本機能のアイコンが配置されている。ここ では、動画、静止画像、文書、音声、文字、矢印や 丸印などの図形をオブジェクトと呼ぶ。 ・ステージエリア:メニューエリアのアイコンを選択 すると、ステージエリアに配置される。自由度の高 いレイアウトが可能であり、複数のオブジェクトを任意の位置に配置したり、オブジェクトを任意の 大きさに配置できる。このため動画を複数同時に表 示することができる。 ・プロパティ設定エリア : オブジェクト毎の詳細設定ができる。 ・編集エリア: レイヤー機能を持ち、ステージエリア に配置されたオブジェクトが各レイヤーに自動で生 成される。これによりオブジェクトの表示時間、重 なり、個数などが分かり、表示時間の修正や重なり の調整を視覚的に行うことや時間に沿ったオブジェ クトの全体像を把握することが可能である。またオ ブジェクトの複製や削除なども可能である。プロパティ 設定エリア|ステージエリア |「編集エリア各レイヤー図2 オーサリング画面2) プレイヤ:オーサリングにて作成したコンテンツ を、HTML 形式へ変換することにより Web型のコンテ ンツとなる。これがコンテンツを視聴する最終的な形 となる。Web ブラウザ(IntemetExplore5.5 以上)があ れば、本システムがインストールされていないパソコ ンでも、Web 型のコンテンツ視聴は可能である。その 画面を図3に示す。 ・再生エリア:オーサリングで作成されたコンテンツが、このエリアで再生される。 ・文字リスト:オーサリング時に挿入された文字が、 時間軸に沿って自動的にリストになる。各リストを クリックすると、その文字が挿入されている時刻に 瞬時にアクセスするので、見たい場面だけを効率よ く見ることができる。このリストが必要なければ随 時隠すこともできる。 ・コントロールエリア: コンテンツの再生、停止、早送りなどをコントロールできる。ですが| 再生エリア|文字リスト |1X0コントロールエリアダイエッ wwwwww またイクッ図3 プレイヤ画面2.2 動作環境システムの開発当初は映像をアナログ技術でコンピ ュータ処理していたので、動画と文字などを同期させ て再生させるには手軽さに欠けていた[3]。しかしデジ タル映像の技術は発展し、更にここ数年でパソコンの 性能が上がり、映像を処理することが手軽になった。 オーサリングツールの OS は WindowsXP SP1 以上、プ レイヤツールの OS は Windows98 SE 以上であり、オー サリングの方がプレイヤより高いスペックを必要とす るが、通常のノートパソコンであれば十分動作が可能 である。2.3 主な特徴本システムの主な特徴は3つあり、特に重視した点 である。 1)利用者指向のヒューマンインタフェース:オーサ リング 2) 作成したコンテンツの柔軟性、再利用性:オーサ リング 3) eラーニングシステムでの利用:プレイヤ これらの特徴を以下に説明する。1)利用者指向のヒューマンインタフェース:オーサ リングコンピュータの専門家ではない作業員自身が、業務 経験を通じて得た知識やノウハウなどを効率よく直感 的にコンテンツ作成、視聴することを支援するために、 操作性の良いインタフェースを実現したことである。特に重視した点フェース:オーサ再利用性:オーサプレイヤをてン2) 作成したコンテンツの柔軟性、再利用性:オーサ リングレイヤー機能により、各レイヤーのオブジェクトを 論理的にも物理的にも別々のものとして情報管理して いることである。これにより、一度作成したコンテン ツでも、文字などの修正や動画の編集などを作業者自 身が直接行えるため、柔軟性があり、再利用性が高い。従来の動画編集ソフトは、動画ファイル自体が編集 加工されてしまうので、オリジナルの動画ファイルが 壊れてしまう。またオブジェクト情報をバイナリ形式 で格納しているために、専用のソフトでしか視聴でき ない。これらのことから柔軟性や再利用性が十分でな いと考えられる。3) eラーニングシステムでの利用:プレイヤ変換された Web型のコンテンツはeラーニングコン テンツ形式(標準規格 SCORM1.2)に適用させ、eラ ーニングシステムでの利用が可能である。 Web サーバ にコンテンツを保管し、そこへアクセスして視聴する ことは、制約なく自由にコンテンツを共有できるが、 これでは誰がどのコンテンツを視聴したのかを把握す ることはできない。そこで、eラーニングシステムに 適用させることによって誰がどのコンテンツを見て、 誰がその内容を理解しているかを管理者は把握するこ とができる。視聴者にとっても、何が自分に必要なコ ニンテンツであり、その視聴進捗がどれくらいかを判断 することができる。かも200A戦場図4 eラーニングシステムでの利用3. システムの適用例と評価上述したシステムの機能や特徴により、現場の操作 や作業の実態に合わせたコンテンツを作成すること (オーサリング)、コンテンツを視聴すること(プレイ ヤ)が可能である。一般的に産業分野では誤操作や誤作業によって事 故・トラブルが生じると、再発防止策として、「こうい う操作や作業は間違いやすいので注意しましょう」と 口頭や文書で周知したりすることがあるが、人間の記 憶は非常に信頼性が低く、なかなか記憶に定着しない と言われている[4]。そのため人間の記憶に定着させる ためには何度も思い出したり、復唱したり意味づけし たりする必要がある[5]。このプレイヤでは、コンテン ツの視聴が何度もでき、見たいところだけ見るという ことが可能である。また、学習とは状況に埋め込まれたもので、実践共 同体の特徴と言われている[6]。つまり知識や技能の獲 得にはその作業の共同体に参加することで得られる。 そのため自分たちが運転・保守にするために必要なコ ンテンツを作成し、随時自分たちの技能やノウハウを ため込んでいくという学習形態は、業務上の学習、知 識や技能を獲得するために有効だと考えられる。3.1 システムの適用 * 本システムを評価するために、電力設備の運転・保 守の観点から東京電力(株)原子力発電所、地中送電 部門と東電工業(株)に、それぞれ現場の操作や作業 の技術・技能継承、教育訓練の対策として適用させ、 電力設備の安全確保、ヒューマンエラーの再発防止、 未然防止につながることを検討した。1) 原子力発電所 6.9kVメタクラ遮断器メガ測定 - 原子力発電所の 6.9kV メタクラ遮断器メガ測定の操 作を本システムに適用させ、コンテンツを作成した。 この操作には遮断器を引き出すという手順があるが、 色々な知識やノウハウが必要なので、経験の浅い作業 者にとっては複雑な作業である。 - 複雑な作業の動きを手順書や写真だけで表現するこ とは難しいが、この操作のコンテンツを作成すること によって、遮断器を引き出す時どの位置まで引くのか、 引き出すときに何に注意をすれば良いのかと言った正 しい手順を伝えることが可能になり、遮断器を静かに2) 地中送電ケーブル事故対応訓練 - 地中送電部門では、地中送電ケーブル上で起こっ た事故に緊急対応する訓練をコンテンツにした。実 機の機会はほとんどないが、事故の対応の訓練は、 事故を拡大させないためにも重要である。人間は緊 急事態になると、注意の一点集中(ごく一部の情報 に注意が集中し、広くさまざまな情報へと注意が向 けられなくなる状態)しやすくなる[7]ため、緊急対 応の訓練をコンテンツにして、日頃からシミュレー ションしておくことは緊急事態の対策として[8]、利引くという「静かに」というのはどのような動きなの か、また遮断器を引き出す時の音はどのような「音」 なのかと言った技能や感覚も効果的に伝えることが可 能になった。現場は機械音などで騒音が出ることがあるが、オー サリング時に騒音を取り込んだ動画の音を部分的に消 すことが簡単にできる。Press.com/recreetsummericecreenプレート「断位置までpreseawestmassweetランチ図56.9kVメタクラ遮断器メガ測定(オーサリング画面)おしゃ2011ちんまいあのま..ガイドレール」野路位置まではがきHeySwearammensesssenie図66.9kVメタクラ遮断器メガ測定(プレイヤ画面)用できる。また前述した通り、本システムでは複数の動画を ステージエリアに配置することができるので、異な る場所で並行する作業を同時に表示することができ る。人間の知覚の特性として、「森(シーン全体)を 見て木(特定の対象)を見ない」、「木を見て森を見 ない」という特性があるため[9]、このような機能を 使って「木も見て、森も見る(特定の対象を見て、 全体像も見る)」という学習に利用できる。こんなにターター「動画1:油量点検「動画2:事故測定車| 同時に再生することができる |[Macintents enost中ケーブル図7 地中送電ケーブル事故の対応訓練(プレイヤ画面)3) 保修訓練装置でのメカニカルシール組立訓練 1. 東電工業(株)原子力部門では原子力発電所に設 置されている復水ポンプの実機と同じメカニカルシ ール保修訓練装置にてメカニカルシール組立の訓練 を行っている。この訓練をコンテンツにした。メカ ニカルシールはポンプの最重要部位であるため、作 業者が訓練を通して、技術・技能を修得し、維持す ることは重要である。液体や流体を扱う回転機器の 一部であるメカニカルシールは構造が複雑で、精密 に加工された機械要素であるため、より高度な技 術・技能が必要になる。コンテンツでは、訓練を映 した動画とともに作業の各工程で必要な部品の写真や設計図面も併せて表示され、効果的である。|BANKOOSEきましてお手入れです図8 メカニカルシール組立訓練(オーサリング画面)3.2 システムの評価 *評価は以下の2つの観点から定性的な評価で行った。 1) コンテンツを作成するオーサリングの操作性 2)作成されたコンテンツをプレイヤで視聴する効果1)コンテンツを作成するオーサリングの操作性 * 上記で紹介した3つのコンテンツを作成したコンテ ンツ作成者は、それぞれその操作や作業に精通してい て、若手社員に指導を行うことができる中堅社員ある いは指導職社員であった。机上業務でオフィス文書(マ イクロソフト社ワード、エクセル、パワーポイント) を作成することはあるが、パソコンで動画を編集など」 する機会はほとんどなかった。このようなコンテンツ作成者にオーサリングの操作 性について評価をしてもらったところ、 ・パワーポイントを作成する感覚で、操作ができた。 ・現場の操作や作業を技術・技能継承、教育訓練す るために必要な機能だけがある(余分な機能がない)ので、使いやすい。 ・操作に慣れるまで 1,2 日かかったが、その後は操作するのが面白くなった。 などと言う意見が挙がり、操作性の良さが評価された。2) 作成されたコンテンツをプレイヤで視聴する効果 * 上記で紹介した3つの作成されたコンテンツを、そ れぞれ社内の若手社員、中堅社員、指導職、管理者な どに見てもらい、視聴した時の効果について評価をし てもらったところ、 - 34・自分の身近な操作や作業なので、真剣に見ることができた。 ・動画を2画面で見ることにより、作業の全体像が分かった。 ・IE ブラウザがあれば見られるので、使いやすい。 ・普通動画だけ見ても何がポイントなのかが分からな いが、これを見ると矢印や丸印などがあり、何がポ イントで、どこを見れば良いかが分かる。 ・動画に文字が書き込まれたところがリストになっているので、見たいところが見られる。 ・eラーニングシステムに適用させ、管理として利用できる ・操作や作業に行く前に、イメージトレーニングとして活用できそう。 ・自分の操作や作業を振り返ることに使えそうだ。 ・社内サーバに置いて情報の共有化したい。 などと言った意見が挙がり、視聴することによって操 作や作業をより理解したり、学習したりする効果があ ることが評価された。4 考察 - 以上システムの適用例と評価によって、本システム の操作性が良く、また視聴することで理解や学習に効 果があることが分かった。これにより定性的な評価で はあるが、今後電力設備の現場の操作や作業の技術・ 技能伝承、教育訓練で広く効果が得られることが期待 される。ヒューマンエラー低減のためには、その効果 を定量的に評価することが必要だと指摘されることも 多いが、現場の制約があること、作業者がベースとし て持っている知識に統制が必要なこと、知識だけがあ っても正しい操作や作業に結びつかないことなどがあ り、実機での評価は難しいと考えられる。そのため、 まずは理解や学習の効果を実験室レベルで定量的評価 することを検討したい。3つの適用例を見て、電力設備の運転・保守には人 間の操作や作業が主となっていることが分かり、OJT の重要性や現場経験の必要性は当然と言えるのだが、 「現場はあまりにも忙しくてそんな時間はない」とい う意見が多くある。しかし、「企業にとって技術伝承の 問題は以前から認識されていたが、取組みを立ち上げる際の負荷が大きく、また一定の準備期間を要する課 題であるため問題の先送りが行われてきた、まだ何と かなるということが繰り返されてきた」という報告[2] があるように、人に対する技術・技能伝承や教育訓練 を行うことは重要である。今後、組織として技術・技 能伝承や教育訓練の体制を整備したり、そのためのシ ステム構築(例えば、作成した Web型コンテンツを共 有化するシステム構築する、現場にネットワーク配信 するなど)を進めることは、電力設備の安全確保、ヒ ューマンエラーの再発防止や未然防止につながると考 えられる。謝辞* 本システムの開発及び評価にあたり、東京電力(株) 福島第二原子力発電所運転員の方々、電力流通本部工 務部地中送電訓練センターの方々、東電工業(株)原 子力本部の方々には、多大なるご協力を頂きました。 心より感謝致します。参考文献[1] 鹿毛佳子、河野龍太郎、“現場操作技術伝承支援システムの開発”、第 14 回ヒューマン・インターフェース・シンポジウム論文集, 1998, pp.323-330. [2] 森和夫、“企業における技術・技能伝承活動の現状と到達点”、HFC 技術継承ウェブジャーナル、第1号、2005.9、電力中央研究所. [3] 窪野哲光、鹿毛佳子、“ヒューマンエラー再発防止支援への取組み”、OHM、2005.7、pp.44-50. [4] 河野龍太郎、“医療におけるヒューマンエラー”医学書院、2004、p.22-27、39-40. . [S] 高野陽太郎、“認知心理学2記憶” 東京大学出版会、1995、pp.71-74. 佐伯雅、“状況に埋め込まれた学習正統的周辺参加”、産業図書、1993、pp.76-83. [7] 首藤由紀、河野龍太郎、“事例にみる緊急事態の人間行動”、日本原子力学会ヒューマン・マシンシス テム研究部会第9回夏期セミナーテキスト、1998、pp7. [8] 河野龍太郎、首藤由紀、“人間行動特性を考慮した緊急時対策”、日本原子力学会ヒューマン・マシン システム研究部会 第9回夏期セミナーテキスト、1998、p13. [9] 中島義明、“映像の心理学 マルチメディアの基礎”、サイエンス社、1996、pp.70-75.“ “現場技術継承支援動画システム(K-SHOW)の運転・保守業務への適用性検討“ “鹿毛 佳子,Yoshiko KAGE,窪野 哲光,Norimitsu KUBONO
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