島根原子力発電所2号機 プロセス計算機更新工事
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カテゴリ: 第9回
1.緒言
3.新プロセス計算機の改善点るプロセス計算機は10年程 3.1 信頼性向上 へと移行し、島根原子力発電既設システムでの機器単品故障とそれによる監視へ トでの適用第一号であった。 の影響を表1にまとめた。本影響を低減するために該 らなる信頼性・監視性・保守当部分の機器を冗長化した。更新後の冗長化箇所を示 ス計算機に更新したので以下 した機器構成を図1に示す。表.1 機器故障事象とその影響 事象影響度 算機の問題点データ記録サーバ 帳票表示、履歴データの表示不可。 散型プロセス計算機を導入す 停止ただしリアルタイムのパラメータ監視は可 機能毎に重要度に応じたフレ能。 能、PCベースのOS採用にプロセス入力コント | 当該コントローラに入力されていたパ げていたが、10年の運転経ローラ異常ラメータの監視が不可となった。 よる運転監視上の影響低減、 けた要求など、改善すべき点監視端末にプラント使事前注能です。 サッパ冗長化*にて調査対象となった海水温 TEE MOCK LANC42トリー - 正の問題では、計算機ソフト いう問題を提起するに至った。※利用 LAN らたなプロセス計算機として------------------ にまとめられる。め入力 デジタル入力願RWM 1コントローラをコントローラコ いさらなる信頼性の向上ントローラー上に資する機能の充実P10 P10P10 : む保守性の向上P/10 : process input/output 具体的な内容を示す。RWM : Rod Worth Minimizer図.1 更新後のシステム構成 1873 島根県松江市鹿島町片句 原子力発電所 保修部(計装) gia. co. jp- 115 - 性の向上を図ったプロセス計算機に更新したので以下 に紹介する。
2. 既設プロセス計算機の問題点toketureposeesyokorosseletits LAN Cブランドアナの入力は「ティータ入力1901/06/26前回の更新時には、分散型プロセス計算機を導入す るメリットとして、分散機能毎に重要度に応じたフレ キシブルな機器構成が可能、PCベースのOS採用に よる操作性の向上等をあげていたが、10年の運転経験から、機器単品故障による運転監視上の影響低減、 * 前回の更新時には、分散型プロセス計算機を導入す るメリットとして、分散機能毎に重要度に応じたフレ キシブルな機器構成が可能、PCベースのOS採用に よる操作性の向上等をあげていたが、10年の運転経 験から、機器単品故障による運転監視上の影響低減、 更なる監視性の向上にむけた要求など、改善すべき点 があげられてきた。 また、全原子力発電所にて調査対象となった海水温SMENTARER LANC-45* 度差の計算の不適切な補正の問題では、計算機ソフト 処理内容が判りにくいという問題を提起するに至った。 これらを整理すると、あらたなプロセス計算機として 必要な要件は以下の3点にまとめられる。 1監視性を低下させないさらなる信頼性の向上 2運転員の監視性の向上に資する機能の充実PIOP 10 3ソフト見える化を含む保守性の向上P/10 : process input/output 以降に各項目に対して具体的な内容を示す。RWM : Rod Worth Minimizer図.1 更新後のシステム構成 三絡先:石村健太,〒690-0873 島根県松江市鹿島町片句 54-1, 中国電力(株)島根原子力発電所 保修部(計装) -mail: 297066@pnet. energia, co. jp- 115 - 連絡先:石村健太,〒690-0873 島根県松江市鹿島町片句 654-1, 中国電力(株)島根原子力発電所 保修部(計装) E-mail: 297066@pnet. energia, co.jp11 の影響を表1にまとめた。本影響を低減するために該 当部分の機器を冗長化した。更新後の冗長化箇所を示 した機器構成を図1に示す。 表.1 機器故障事象とその影響 事象影響度 データ記録 「帳票表示、履歴データの表示不可。ただしリアルタイムのパラメータ監視は可能。 プロセス入力コント | 当該コントローラに入力されていたパ ローラ異常 | ラメータの監視が不可となった。停止監視端末パーダクト)AN新1899/12/31-----冗長化アナの入力コントローラコントローラP10P10 ..しかもあります1) THENIF(D .EO. 1A-B+C SUH=SUM + 4PIO (4)炉心性能計算の高度化」GNF-J 製の炉心性能計算機 GNF-ARGOS(以降 ARGOS | 呼ぶ)は、炉心監視精度のさらなる向上を図るとと に、監視計算機能、LPRM 校正支援機能、予測計算機 等の基本機能に加え、マニュアルモニタ、PCIOMR 管 機能、イベント起動監視計算機能、グラフィック表 機能等により炉心監視機能を強化した。また、ARGOS はクライアント画面を「オペレータ」「 ンジニア」などのユーザに合わせた画面に切り替え GNF-J 製の炉心性能計算機 GNF-ARGOS(以降 ARGOSと演算プログラムPROGRAM ENZAN 呼ぶ)は、炉心監視精度のさらなる向上を図るととも- ータキング条件 に、監視計算機能、LPRM 校正支援機能、予測計算機能一加算 等の基本機能に加え、マニュアルモニタ、PCIOMR 管理 機能、イベント起動監視計算機能、グラフィック表示 道草ロジックス ス 機能等により炉心監視機能を強化した。2加算 “積算 また、ARGOS はクライアント画面を「オペレータ」「エ ンジニア」などのユーザに合わせた画面に切り替えら れ、ユーザごとの使いやすさを考慮するとともに、ユ 図 5 ロジック図例 ーザによる機能メニュー設定を可能とするなどのユー ザインターフェイスを強化した。図4に画面の例を示 す。(2)定検時保守端末の導入プロセス計算機には約800点のアナログ信号が取 込まれているが、プラント定検時には計器側の校正に あわせて、計算機側のアナログ指示も確認する必要が ある。計算機の指示確認は、計器校正メーカが実施す ることになっているが、確認するための端末が不足し、ENOBー1イミングAMAH TABETE 第号・サッシトークいたころかもしれまARESULAR TOUGIYIME CHOESP1周期起動中:イド さまよりAPTON日本語OKとっさのある山口カク!PCOMTELS...SEP1周期起動中。1899/12/31 9:30:00コントラック・・気がするまきおこなす109APTON川本さんは?・びっくントチー電力:5111113:14: 00か12.1210 13. 11これをみてしまう。 10 ama0:30またまたまた 15.14) 2013年索フライドラ海水温度差の不適切な補正の問題の調査では、図書 では見えてこないプロセス計算機内部の処理に踏み込 んだ確認を実施した。しかし、計算機の計算ソフトは プログラム言語で記述されているため、属人性が高く、 第三者にはわかりにくいため、処理の確認は製作元の 図. 4 エンジニア用画面4. 更新工事3.3 保守性の向上4.1更新工事 (1) ソフトの見える化島根原子力発電所2号機第17回定期検査(2012 年 1 1. 海水温度差の不適切な補正の問題の調査では、図書月27日開始)にて更新工事を実施した。図6にシステ では見えてこないプロセス計算機内部の処理に踏み込ムの一部であるオペレータコンソールと列盤の写真を んだ確認を実施した。しかし、計算機の計算ソフトは示す。 プログラム言語で記述されているため、属人性が高く 第三者にはわかりにくいため、処理の確認は製作元の メーカに頼らざるを得ない状況であった。この問題を 機に、ソフトの見える化を検討し、制御コントローラ 等で使用しているロジック図を取込み、図書と実機に 組み込まれている処理を同一化し、第三者でも理解で きるように改善した。図5にその例を示す。ホンアー10月には ななななきちん演算プログラム PROGRAM ENZANEstamasasile さいたまなかったり1) THEN1F( .0, A=B+C SUN=SUMAT-タイミング条件一加算 一積算END演算ロジックシーJ入力入力2加算積算今回の更新にあわせて、定検時にプロセス計算機の -ットワークに接続して使用可能な保守端末を導入し演算プログラム PROGRAM ENZAN【 MM.com11F(D EO, 1) THEN T-タイミング条件 HA=B+Cーーー加算 SUH-SUH+A--積算END演算ロジック -Bスカス図. 5 ロジック図例(2)定検時保守端末の導入プロセス計算機には約800点のアナログ信号が取 込まれているが、プラント定検時には計器側の校正に あわせて、計算機側のアナログ指示も確認する必要が ある。計算機の指示確認は、計器校正メーカが実施す ることになっているが、確認するための端末が不足し、 作業の効率を低下させる要因となっている。 * 今回の更新にあわせて、定検時にプロセス計算機の ネットワークに接続して使用可能な保守端末を導入した。4. 更新工事4.1 更新工事 島根原子力発電所2号機第17回定期検査(2012 年1 月 27 日開始)にて更新工事を実施した。図6にシステ ムの一部であるオペレータコンソールと列盤の写真を 示す。分からなーSA・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・-1172010年07...図.6 オペレータコンソール及び計算機盤4.2 組合せ試験プロセス計算機に取込まれているパラメータの検出 器側とのインタフェースは信号により種々の形態があ るが、すべての信号について取合い確認を実施して良 好な結果を得た。 ・1方向メタルインタフェース(温度、圧力、弁・ポンプ信号等) ・双方向メタルインタフェース(TIP、制御棒位置他) ・通信インタフェース (地震観測装置、モニタリングポスト装置他)5.結言島根原子力発電所 2 号機にて2回目の分散化プロ セス計算機の更新を実施し、信頼性・操作性・保守性 についてメーカ試験・現地据付試験を通して所定の性 能を満足していることを確認した。今後、実運用のな かで、さらなる改善を図っていきたい。 参考文献 [1] 特に無し - 118 -
“ “島根原子力発電所2号機 プロセス計算機更新工事“ “山本 秀夫,Hideo YAMAMOTO,石村 健太,Kenta ISHIMURA,吉田 努,Tsutomu YOSHIDA,山本 秀樹,Hideki YAMAMOTO,湯藤 芳裕,Yoshihiro YUTOU,吉田 学,Manabu YOSHIDA
3.新プロセス計算機の改善点るプロセス計算機は10年程 3.1 信頼性向上 へと移行し、島根原子力発電既設システムでの機器単品故障とそれによる監視へ トでの適用第一号であった。 の影響を表1にまとめた。本影響を低減するために該 らなる信頼性・監視性・保守当部分の機器を冗長化した。更新後の冗長化箇所を示 ス計算機に更新したので以下 した機器構成を図1に示す。表.1 機器故障事象とその影響 事象影響度 算機の問題点データ記録サーバ 帳票表示、履歴データの表示不可。 散型プロセス計算機を導入す 停止ただしリアルタイムのパラメータ監視は可 機能毎に重要度に応じたフレ能。 能、PCベースのOS採用にプロセス入力コント | 当該コントローラに入力されていたパ げていたが、10年の運転経ローラ異常ラメータの監視が不可となった。 よる運転監視上の影響低減、 けた要求など、改善すべき点監視端末にプラント使事前注能です。 サッパ冗長化*にて調査対象となった海水温 TEE MOCK LANC42トリー - 正の問題では、計算機ソフト いう問題を提起するに至った。※利用 LAN らたなプロセス計算機として------------------ にまとめられる。め入力 デジタル入力願RWM 1コントローラをコントローラコ いさらなる信頼性の向上ントローラー上に資する機能の充実P10 P10P10 : む保守性の向上P/10 : process input/output 具体的な内容を示す。RWM : Rod Worth Minimizer図.1 更新後のシステム構成 1873 島根県松江市鹿島町片句 原子力発電所 保修部(計装) gia. co. jp- 115 - 性の向上を図ったプロセス計算機に更新したので以下 に紹介する。
2. 既設プロセス計算機の問題点toketureposeesyokorosseletits LAN Cブランドアナの入力は「ティータ入力1901/06/26前回の更新時には、分散型プロセス計算機を導入す るメリットとして、分散機能毎に重要度に応じたフレ キシブルな機器構成が可能、PCベースのOS採用に よる操作性の向上等をあげていたが、10年の運転経験から、機器単品故障による運転監視上の影響低減、 * 前回の更新時には、分散型プロセス計算機を導入す るメリットとして、分散機能毎に重要度に応じたフレ キシブルな機器構成が可能、PCベースのOS採用に よる操作性の向上等をあげていたが、10年の運転経 験から、機器単品故障による運転監視上の影響低減、 更なる監視性の向上にむけた要求など、改善すべき点 があげられてきた。 また、全原子力発電所にて調査対象となった海水温SMENTARER LANC-45* 度差の計算の不適切な補正の問題では、計算機ソフト 処理内容が判りにくいという問題を提起するに至った。 これらを整理すると、あらたなプロセス計算機として 必要な要件は以下の3点にまとめられる。 1監視性を低下させないさらなる信頼性の向上 2運転員の監視性の向上に資する機能の充実PIOP 10 3ソフト見える化を含む保守性の向上P/10 : process input/output 以降に各項目に対して具体的な内容を示す。RWM : Rod Worth Minimizer図.1 更新後のシステム構成 三絡先:石村健太,〒690-0873 島根県松江市鹿島町片句 54-1, 中国電力(株)島根原子力発電所 保修部(計装) -mail: 297066@pnet. energia, co. jp- 115 - 連絡先:石村健太,〒690-0873 島根県松江市鹿島町片句 654-1, 中国電力(株)島根原子力発電所 保修部(計装) E-mail: 297066@pnet. energia, co.jp11 の影響を表1にまとめた。本影響を低減するために該 当部分の機器を冗長化した。更新後の冗長化箇所を示 した機器構成を図1に示す。 表.1 機器故障事象とその影響 事象影響度 データ記録 「帳票表示、履歴データの表示不可。ただしリアルタイムのパラメータ監視は可能。 プロセス入力コント | 当該コントローラに入力されていたパ ローラ異常 | ラメータの監視が不可となった。停止監視端末パーダクト)AN新1899/12/31-----冗長化アナの入力コントローラコントローラP10P10 ..しかもあります1) THENIF(D .EO. 1A-B+C SUH=SUM + 4PIO (4)炉心性能計算の高度化」GNF-J 製の炉心性能計算機 GNF-ARGOS(以降 ARGOS | 呼ぶ)は、炉心監視精度のさらなる向上を図るとと に、監視計算機能、LPRM 校正支援機能、予測計算機 等の基本機能に加え、マニュアルモニタ、PCIOMR 管 機能、イベント起動監視計算機能、グラフィック表 機能等により炉心監視機能を強化した。また、ARGOS はクライアント画面を「オペレータ」「 ンジニア」などのユーザに合わせた画面に切り替え GNF-J 製の炉心性能計算機 GNF-ARGOS(以降 ARGOSと演算プログラムPROGRAM ENZAN 呼ぶ)は、炉心監視精度のさらなる向上を図るととも- ータキング条件 に、監視計算機能、LPRM 校正支援機能、予測計算機能一加算 等の基本機能に加え、マニュアルモニタ、PCIOMR 管理 機能、イベント起動監視計算機能、グラフィック表示 道草ロジックス ス 機能等により炉心監視機能を強化した。2加算 “積算 また、ARGOS はクライアント画面を「オペレータ」「エ ンジニア」などのユーザに合わせた画面に切り替えら れ、ユーザごとの使いやすさを考慮するとともに、ユ 図 5 ロジック図例 ーザによる機能メニュー設定を可能とするなどのユー ザインターフェイスを強化した。図4に画面の例を示 す。(2)定検時保守端末の導入プロセス計算機には約800点のアナログ信号が取 込まれているが、プラント定検時には計器側の校正に あわせて、計算機側のアナログ指示も確認する必要が ある。計算機の指示確認は、計器校正メーカが実施す ることになっているが、確認するための端末が不足し、ENOBー1イミングAMAH TABETE 第号・サッシトークいたころかもしれまARESULAR TOUGIYIME CHOESP1周期起動中:イド さまよりAPTON日本語OKとっさのある山口カク!PCOMTELS...SEP1周期起動中。1899/12/31 9:30:00コントラック・・気がするまきおこなす109APTON川本さんは?・びっくントチー電力:5111113:14: 00か12.1210 13. 11これをみてしまう。 10 ama0:30またまたまた 15.14) 2013年索フライドラ海水温度差の不適切な補正の問題の調査では、図書 では見えてこないプロセス計算機内部の処理に踏み込 んだ確認を実施した。しかし、計算機の計算ソフトは プログラム言語で記述されているため、属人性が高く、 第三者にはわかりにくいため、処理の確認は製作元の 図. 4 エンジニア用画面4. 更新工事3.3 保守性の向上4.1更新工事 (1) ソフトの見える化島根原子力発電所2号機第17回定期検査(2012 年 1 1. 海水温度差の不適切な補正の問題の調査では、図書月27日開始)にて更新工事を実施した。図6にシステ では見えてこないプロセス計算機内部の処理に踏み込ムの一部であるオペレータコンソールと列盤の写真を んだ確認を実施した。しかし、計算機の計算ソフトは示す。 プログラム言語で記述されているため、属人性が高く 第三者にはわかりにくいため、処理の確認は製作元の メーカに頼らざるを得ない状況であった。この問題を 機に、ソフトの見える化を検討し、制御コントローラ 等で使用しているロジック図を取込み、図書と実機に 組み込まれている処理を同一化し、第三者でも理解で きるように改善した。図5にその例を示す。ホンアー10月には ななななきちん演算プログラム PROGRAM ENZANEstamasasile さいたまなかったり1) THEN1F( .0, A=B+C SUN=SUMAT-タイミング条件一加算 一積算END演算ロジックシーJ入力入力2加算積算今回の更新にあわせて、定検時にプロセス計算機の -ットワークに接続して使用可能な保守端末を導入し演算プログラム PROGRAM ENZAN【 MM.com11F(D EO, 1) THEN T-タイミング条件 HA=B+Cーーー加算 SUH-SUH+A--積算END演算ロジック -Bスカス図. 5 ロジック図例(2)定検時保守端末の導入プロセス計算機には約800点のアナログ信号が取 込まれているが、プラント定検時には計器側の校正に あわせて、計算機側のアナログ指示も確認する必要が ある。計算機の指示確認は、計器校正メーカが実施す ることになっているが、確認するための端末が不足し、 作業の効率を低下させる要因となっている。 * 今回の更新にあわせて、定検時にプロセス計算機の ネットワークに接続して使用可能な保守端末を導入した。4. 更新工事4.1 更新工事 島根原子力発電所2号機第17回定期検査(2012 年1 月 27 日開始)にて更新工事を実施した。図6にシステ ムの一部であるオペレータコンソールと列盤の写真を 示す。分からなーSA・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・-1172010年07...図.6 オペレータコンソール及び計算機盤4.2 組合せ試験プロセス計算機に取込まれているパラメータの検出 器側とのインタフェースは信号により種々の形態があ るが、すべての信号について取合い確認を実施して良 好な結果を得た。 ・1方向メタルインタフェース(温度、圧力、弁・ポンプ信号等) ・双方向メタルインタフェース(TIP、制御棒位置他) ・通信インタフェース (地震観測装置、モニタリングポスト装置他)5.結言島根原子力発電所 2 号機にて2回目の分散化プロ セス計算機の更新を実施し、信頼性・操作性・保守性 についてメーカ試験・現地据付試験を通して所定の性 能を満足していることを確認した。今後、実運用のな かで、さらなる改善を図っていきたい。 参考文献 [1] 特に無し - 118 -
“ “島根原子力発電所2号機 プロセス計算機更新工事“ “山本 秀夫,Hideo YAMAMOTO,石村 健太,Kenta ISHIMURA,吉田 努,Tsutomu YOSHIDA,山本 秀樹,Hideki YAMAMOTO,湯藤 芳裕,Yoshihiro YUTOU,吉田 学,Manabu YOSHIDA